電気圧力鍋は全部使わなくていい?!ワンパターンな食卓を抜け出す初心者向け2台

電気圧力鍋は全部使わなくていい?!ワンパターンな食卓を抜け出す初心者向け2台 家電

「電気圧力鍋、持っているのに使うのはほぼご飯だけ」。そう白状すると、たいてい驚かれます。

「無水調理」「低温調理」「発酵」「スロー調理」……箱を開けたときはあんなにワクワクしたのに、気づけば毎日やっていることは、白米を炊くボタンを押すだけ。多機能を謳う説明書は、いつの間にか引き出しの奥にしまわれていました。

正直に言うと、わたしは料理が特別好きなタイプではありません。凝ったレシピを見ると、それだけで少し疲れてしまう。だから「せっかく多機能な家電があるのに、宝の持ち腐れだよなぁ」と思いながらも、結局手が伸びるのはいつも同じ、白いご飯でした。

でも最近、さすがに毎日同じような食卓に、自分でも飽きてきました。かといって、いきなり手の込んだ料理に挑戦する気力はない。そんな方にこそ、電気圧力鍋の「使いこなせなくていい」側面を、あらためて伝えたいと思ったのが、この記事を書くきっかけです。

電気圧力鍋の「多機能」、全部使いこなす必要はある?

「1台10役」「オートメニュー90種類」——電気圧力鍋を選ぼうとすると、こうした言葉によく出会います。数字だけ見ると、なんだか本格的な料理上級者向けの家電のように感じてしまいますよね。

けれど、あらためて考えてみると、90種類のメニューを本当に全部使う人は、そう多くないはずです。実際、わたし自身も長らく使っていたのは「炊飯」のボタンひとつだけでした。それでも1年以上、特に困ることもなく使い続けてきたのです。

大切なのは、機能の数を制覇することではなく、「今より1品、レパートリーが増えるかどうか」。むしろ機能が多すぎると、どれを使えばいいのか迷ってしまい、結局触らずじまいになることも少なくありません。「せっかく買ったのに」という罪悪感だけが残ってしまうのは、なんだかもったいない話です。

いきなり多機能を目指すより、「これだけ覚えれば十分」というくらいの機能に絞って向き合ったほうが、続けやすいようです。次の章から、その理由を見ていきます。

「使いこなせるか不安」なあなたが感じやすいこと

多機能な電気圧力鍋を前にしたとき、こんな不安を感じたことはありませんか。

電気圧力鍋を使いこなせるか、よくある不安

  • ボタンや設定の種類が多くて、操作を覚えられる気がしない
  • 圧力調理そのものが、なんとなく怖い(失敗が不安)
  • パーツが多くて、洗うのが面倒になりそう
  • 結局、今まで通りご飯を炊くだけになってしまいそう

これらの不安、実はどれも「使う前」の段階で感じるものばかりだと気づきます。実際に触ってみないことには、操作の簡単さも、思ったより怖くないことも、洗いやすさも、実感としてはわかりません。

こうした不安の多くは、実際に手を動かす前の「見た目の複雑さ」から来ているケースがほとんどです。実際に使っている人の声を見てみると、印象は少し変わってきます。

実際に使った人のリアルな声(口コミ)

料理が得意ではない人、電気圧力鍋を持て余していた人の声を集めてみました。

🍳

「圧力鍋、買ったはいいものの気づけば1年、ご飯しか炊いていませんでした。思い切って角煮のオートメニューを試したら、拍子抜けするくらい簡単で、なんでもっと早くやらなかったんだろうと思いました」

30代・ひとり暮らし

「難しい設定は結局使わないので、オートメニューだけ覚えれば十分でした。材料を切って入れてボタンを押すだけなので、レシピを見ながら悩む時間がないのが助かります」

20代・会社員

🔒

「圧力鍋が怖いというイメージがありましたが、今のモデルはロックがかかっていて蓋が勝手に開かない仕組みなので、思っていたより安心して使えました」

30代・在宅勤務

👍

「料理は正直苦手ですが、材料を入れてほったらかしにできるので、失敗しようがないのが自分に合っていました。味付けさえ揃えれば、それなりに美味しくできます」

20代・ひとり暮らし

🧼

「洗うパーツが少ないモデルを選んだら、後片付けの面倒さが減って、使う頻度が自然と増えました。逆に多機能すぎるモデルだと、洗い物も多くて億劫になっていたかもしれません」

30代・ひとり暮らし

🍲

「最初はご飯専用になると思っていましたが、休日に角煮を仕込んでみたら、平日の献立にちょっとした余裕ができました。料理のレパートリーというより、心の余裕が増えた感じです」

40代・在宅勤務

「多機能をすべて使いこなそうとせず、自分がよく作る2〜3品だけ覚えるようにしたら、気負わず続けられています」

20代・会社員

共通しているのは、「多機能を使いこなす」よりも「よく使う機能を1〜2個決める」ことのほうが、続けやすさにつながっている、という声の多さです。機能の豊富さそのものより、自分にとって覚えやすいかどうかが、日々の満足度を左右しているようです。

また、口コミを読み込んでいくと、「怖い」「面倒」というマイナスの予感は、使い始める前だけのものだったという声が目立ちました。実際に触れてみると、思っていたより身構える必要はなかった、というのが共通した実感のようです。

料理が得意じゃなくても、電気圧力鍋が「ワンパターン脱却」に向いている理由

口コミを読んでいて気づいたのは、「料理が上手だから使いこなせている」わけではない、ということです。むしろ逆で、料理があまり得意ではない人ほど、電気圧力鍋の恩恵を感じやすいのかもしれません。

料理が得意じゃない人にこそ、電気圧力鍋が向いている理由

  • 火加減や煮込み時間の「勘」がいらない。ボタンを押せば、あとはお任せでいい
  • 味付けさえレシピ通りにしておけば、失敗しにくい
  • 全部の機能を使う必要はない。オートメニューを1〜2個覚えるだけで十分
  • フライパンや鍋につきっきりにならないので、「ながら家事」がしやすい

普通の鍋やフライパンでの煮込み料理は、火加減を見ながら、焦げないか気にしながら、というプロセスがどうしても必要です。料理に苦手意識がある人ほど、この「見極め」の部分にストレスを感じやすいのではないでしょうか。

電気圧力鍋は、そこをまるごと機械に任せられるのが強みです。材料と調味料を入れてボタンを押したら、あとは待つだけ。「今日は疲れているから、簡単なものでいい」という日にこそ、実力を発揮してくれます。

そして何より、「多機能を全部使いこなす」ことを目指さなくていい、というのが今回いちばん伝えたいポイントです。角煮なら角煮、カレーならカレーと、自分がよく作る1〜2品のオートメニューさえ覚えてしまえば、それだけでいつもの献立にひとつ選択肢が増えます。

もしかしたら、そこから「意外と料理も悪くないかも」と感じるきっかけになる人もいるかもしれません(正直、わたしはそこまでの目覚めはありませんでしたが、それでも「ワンパターンな食卓」からは、たしかに抜け出せました)。

電気圧力鍋で作れる、意外と簡単な料理たち

「オートメニューを1〜2個覚えればいい」と言われても、具体的に何から始めればいいのか、迷う方も多いはずです。ここでは、料理初心者でも失敗しにくい、代表的なメニューを紹介します。

まず覚えたい、圧力鍋の定番メニュー

  • 豚の角煮:下茹でなしで加圧するだけ。箸で崩れるほど柔らかく仕上がります
  • 肉じゃが:具材と調味料を入れて加圧するだけ。煮崩れの心配も少なめ
  • カレー・シチュー:じっくり煮込んだような深い味わいが、短時間で出せます
  • おかゆ:体調がすぐれない日にも、素材を入れるだけで作れて重宝します

これらはどれも、火加減を見ながら鍋につきっきりになる必要がなく、オートメニューを選ぶだけで完成するものばかりです。「切って入れてボタンを押す」という工程さえ覚えてしまえば、レシピ本を見ながら悩む時間もぐっと減ります。

特におすすめしたいのが、休日にまとめて角煮や肉じゃがを仕込んでおく方法です。小分けにして冷凍しておけば、平日は温めるだけで「ちゃんとしたおかず」が食卓に並びます。「今日は自炊する気力がない」という日の、心強い味方になってくれるはずです。

一人暮らし・初心者向け、選び方のポイント

いざ選ぶとなると、種類の多さに圧倒されてしまいがちです。初心者が失敗しないためには、次の3点に絞って見るのがおすすめです。

初心者が電気圧力鍋を選ぶときのチェックポイント

  • ①容量:一人暮らしなら満水容量2L前後を目安に
  • ②機能:多いことより、必要な機能に絞られているかを重視
  • ③お手入れ:洗うパーツが少なく、丸洗いしやすい設計かどうか

とくに③は見落とされがちですが、実はいちばん大事なポイントかもしれません。内釜・内蓋・蒸し台と洗うパーツが多いと、それだけで使う頻度が下がってしまうからです。

「せっかく作っても、洗い物が面倒でだんだん使わなくなる」というのは、電気圧力鍋にかぎらず、キッチン家電あるあるの挫折パターンです。

初心者にやさしい電気圧力鍋|おすすめ2選

①ニトリ 電気圧力鍋(2L・IN03)|とにかく気軽に、はじめの1台に

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[幅26cm] 時短でらくらく調理 電気圧力鍋 (2L IN03 ホワイト) 【玄関先迄納品】 ニトリ
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「まずは電気圧力鍋がどんなものか、試してみたい」という方に、いちばんおすすめしたいのがこの1台です。自動メニューは8種類(カレー・シチュー・おかゆ・煮物など)に絞られていて、ボタンの数自体が少ないので、説明書を熟読しなくても直感的に扱えます。

火を使わず、材料を入れてボタンを押すだけ。約15分でご飯が炊けるスピード感もありながら、角煮やシチューといった、いつもと違う1品にもすっと手が伸びる設計です。多機能に気後れしていた人ほど、このシンプルさにほっとするはずです。

サイズも幅26cmとコンパクトなので、キッチンの隙間にすっと収まります。一人暮らしのキッチンで場所を取りすぎないというのも、地味に嬉しいポイントです。

価格も手頃なので、「電気圧力鍋、自分に合うか分からないけど試してみたい」という最初の1台にちょうどいいと思います。使いこなせるか不安な気持ちも、この価格帯なら「とりあえず試してみよう」と思いやすいはずです。

②シロカ おうちシェフ SP-2DF231|価格と使いやすさ、ちょうどいいバランス

もう少し長く使うことを見据えるなら、こちらのモデルが候補になります。メーカー自身が「使う機能を厳選したエントリーモデル」と位置づけている通り、自動メニューは20種類とやや幅がありながらも、初めての人が迷わないよう設計されているのが特徴です。

ふたやパッキンを取り外して洗えるパーツの少なさも、地味に大きなポイント。「洗うのが面倒で使わなくなる」という一番ありがちな挫折パターンを、設計の時点で減らしてくれています。

満水容量は2.4Lで、1〜3人分の調理に対応。角煮やスープはもちろん、無水調理やスロー調理にも対応しているので、「まずは1〜2品から。慣れてきたら少しずつ機能を広げたい」という方には、この1台が長く付き合えるはずです。かしこい予約プログラムも搭載されているので、外出中に加圧調理が進んでしまう心配もありません。

比較表で見る、2台の違い

項目 ニトリ 電気圧力鍋 IN03 シロカ おうちシェフ SP-2DF231
満水容量 2L 2.4L
価格帯 7,000円台〜 17,000円前後
自動メニュー数 8種類 20種類
お手入れ パーツがシンプル ふた・パッキン取り外し可、洗いやすい設計
向いている人 とにかく気軽に試したい人 価格と使いやすさのバランスを取りたい人

タイプ別|どちらが自分に合う?

「まずは電気圧力鍋がどんなものか、失敗してもいいから気軽に試したい」という方には、ニトリのIN03がおすすめです。価格のハードルが低いぶん、気負わず始められます。

「せっかくなら、長く使えるものを選びたい」「お手入れのしやすさも重視したい」という方には、シロカのSP-2DF231を。機能に幅がありつつも、初心者向けに厳選された設計なので、使いながら少しずつ機能を広げていけます。

よくある質問

Q. 料理が苦手でも、本当に使いこなせますか?
はい。オートメニューを使えば、火加減や時間を自分で判断する必要がありません。材料と調味料をレシピ通りに入れるだけで、それなりに美味しく仕上がります。

Q. 全部の機能を使わないと、宝の持ち腐れになりませんか?
そんなことはありません。よく使う機能を1〜2個に絞って向き合うだけでも、いつもの献立に確実に変化が生まれます。多機能を全部使いこなす必要はありません。

Q. 圧力鍋は怖いというイメージがあります。安全性は大丈夫ですか?
今のモデルは、圧力がかかっている間はふたが開かないロック機構が搭載されているものがほとんどです。仕組みを理解しておけば、過度に怖がる必要はありません。

Q. 洗うのが面倒そうです。お手入れは大変ですか?
モデルによって差がありますが、内釜・内蓋など、洗うパーツが少ないモデルを選ぶと、日々の負担はぐっと減ります。選ぶ段階でチェックしておきたいポイントです。

Q. どのくらいの頻度で使えば元が取れますか?
毎日使う必要はありません。週末に1〜2回、いつもと違う1品を作るだけでも、外食や惣菜に頼る回数を減らせます。使う頻度よりも、続けやすさを優先して選ぶのがおすすめです。

まとめ

「電気圧力鍋、持っているのに使うのはほぼご飯だけ」。そんなわたし自身の経験から、この記事を書き始めました。

多機能を謳う家電を前にすると、つい「全部使いこなせないと意味がない」と思ってしまいがちです。けれど実際には、よく使う機能を1〜2個決めるだけで、日々の献立にはちゃんと変化が生まれます。

料理に目覚めたわけではないけれど、ワンパターンな食卓からは、たしかに抜け出せました。そんな等身大の変化を、この記事を読んでくださった方にも、味わっていただけたら嬉しいです。

もし「せっかくだから、もう少し本格的に使いこなしたい」と思ったときは、また別のモデルも検討してみてください。まずは気負わず、いつもと違う1品から始めてみませんか。

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